国難・・・

つぶやき日記

日記 » 一般

そういえば高速道路の土日1000円上限システムも今月の19日で終了らしいな。
最初は無料化するとか無料実験区間を増やすとか上限2000円にするとか　色々な説が出ては消えて行ったんで　ホントに制度がなくなるのかどうか半信半疑だったんだが、閣僚じゃなくて国土交通省の官僚の名前で発表されたんで　たぶん間違いないんだろうな。

と、いうことはこの恩恵を受けて遠出をすることが可能なのもあと3回・・・わしの土曜休みは第二・第四ということを考えると　来週がラストチャンスか。　とりあえず九州へトレッキングキャンプを計画はしているんだが、問題は天候だけだよなあ・・・。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

しかし政府のいうことは信用できないと思っていたが、今日のドタバタ劇はいったい何だったんだろうな？　確かに今の総理は無能であることは疑いないが　不信任案を出して可決されたとして　誰がどのような政策をしたいのかは判らなかったし、仮に解散総選挙になった場合、被災地は選挙どころじゃないだろうから　結局は被災地の人を無視した選挙が行われることになるわけだからなあ。どっちに転んでも「政局」以上のなんでもなかった訳だ。

まあ、今回の東日本大震災とその後の原発事故は未曾有の国難ではあるが　さらに救われないのが　国会議員のレベルの低さも　ある意味で国難だということだよなあ・・・

野党も浅はかだが　与党、特に小沢・鳩山の二人の行動は意味がわからないな。民主党議員でありながら不信任に賛成すると騒ぐだけ騒いで　いざとなったらあっさり棄権か・・・思想や動機はともあれ　ニュースを見て「お前が棄権するか？」とツッコんでしまったぞ。　あと　鳩ポッポの「人間ウソをついてはいけません」というセリフも笑ったな。ウソしか言わないで日本の信頼を国際的に失墜させた元首相のどの口がそんなことを言えるんだろうな？

ハッキリ言ってこの二人は放射性廃棄物みたいな存在で　最初は希望の星みたいな感じでチヤホヤされていたけどあっという間に使えなくなってしまったし　「使用済み」と思っていたら人知れず燻って放射能を撒き散らし、時々小さな爆発を起こしてしまう。その影響力に汚染された取巻きの議員が垂れ流し状態となって　風評被害と実害のタネをあっちこっちに飛ばしてどうしようもないな。原子力と一緒でちゃんと扱いきれないのなら使うな、と言いたいぞ。

なんか今の政局ゲームを見ていると　昔で言う公家の雅な道楽というか　結局　庶民のことなど何も考えてないんだろうな・・・菅さんも目処が付かなければ辞める必要がないと延命できて喜んでいるし　鳩山・小沢両氏と野党も「辞任」の言葉が聞けたのは一歩前進と喜んでいるし　八方丸く収まったんで良かった良かった。

国会は民主主義の象徴、というけれど　国会議員のレベルが低いということは　それを選んだ国民のレベルが低いということだろう。　いまの政党政治の形では「国会が最高の意思決定機関」である以上　今の日本には光明は無いんではないかと思っているぞ。
震災の瓦礫除去や被災者支援でもボランティアや義捐金に頼っている部分が大きいし　これなくしては復興もありえないが、国会議員も完全にボランティアで出来る人のみ選挙に立候補できるようにしたほうが良いんじゃなかろうか？

そうすると私財をなげうってでも日本を良くしたい、という心意気で政治家を志す人はそんなに居ないだろうし、議員も昔の華族とか公爵とか資産家とか名士とか　金持ちの道楽や売名行為のようなものに質が悪くなる可能性もあるが、それでも今のように大したビジョンも理想もなく　金と名声だけを求めて議員になりたがる普通の人が国会議員になるよりはマシだと思うぞ。なんだかんだで名士などの肩書きがある人って　実力の裏にそれなりの尊敬や人望や思想が伴っている場合が多いからな。

ボランティアで国会議員になるのなら国民の税金は必要ないし、本当に人望のある人は自己資金や　それこそボランティアでその人を支持する団体も出来るだろうしな。
そして国会議員の上に国の重要事項を決定する意思機関として　元老院というかゼーレというか十傑集というか　裏で国家を牛耳る10名くらいの謎の組織があってもいいんじゃないかなあ。（←そうか？）

こういうことを書くのはマズイような気がするんだが、日本は戦争に負けてアメリカに骨抜きにされた平和主義・日和見的な民族となってしまったが　他の国ならば秋篠宮あたりを担いで大政奉還というか　クーデターの一つも起こってもおかしくないと思うんだがなあ。

あと　震災と原発事故によって住む場所を失ったり奪われたりした人があれだけの数になって　他にも就職難やワーキングプア、高齢化による過疎化・老老介護とか　少々税金を上げたところで焼け石に水のような感じでどうにもならないパターンも増えすぎているのも　今後の日本の抱える大きな問題なんだが、中国が経済特区などの資本主義を一部で導入して一国二制度にしたことで飛躍的に国力を付けたのと逆に　日本は今の「社会保障制度」からもっと踏み込んで　思い切って一部で社会主義を導入して　「ある程度の生活は保障するけど決して贅沢にはなれないし自由も制限されるエリア」と「稼いだ分だけ豊かな生活が期待できるハイリスク・ハイリターンのエリア」を分けて　どちらに住みたいかを国民に選択させる、と� ��うのは　どうだろう？　

もちろんどちらの社会を選ぶかは自由で　「生活に自信が付いたら資本主義に移る」とか「競争社会・学歴社会よりはつつましい生活の方がいい」という思想の変更はできるようにする、とか。　
一党独裁とか思想統制とか　社会の仕組みが変なピラミッド形にならなければ共産主義とか社会主義とかヤマギシズムってのは　確かに理想的なシステムではあるんだろうけどな・・・